白内障の手術をしたという70代の女性。手術の時の話を教室でしてくださった。手術が始まって針が目に近づいてくるのが怖くて緊張していたそう。看護師さんに力抜いて~って言われてもどうしたら良いのかわからずいた時に、ゆる体操で頻繁に声掛けをする“だ~ら~っ”を思い出したとの事。“だ~ら~っ”だと思って心の中で唱えたら怖さが和らいで、スムーズに手術を終えられて、病棟に帰ったら早かったですねと言われたとの事。
ある方は、寝るときに“だ~ら~っ”と声を掛けたらいつの間にか眠れているとの事。特に頭だ~ら~っ、肩だ~ら~っ、腕だ~ら~っ、背中だ~ら~っ、腰だ~ら~っ、脚だ~ら~っと上から順番に声を掛けたら特に早く寝付けると感じると。なかなか寝付けないと眠れないのではという不安な気持ちにもつながって睡眠にとって大事な最初の深い眠りにつくことが難しくなってしまうことがある。“だ~ら~っ”の威力恐るべし。
自分の声で自分の身体(細胞くんたち)に声を掛ける効果はすざまじいと実感することしきりである。
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