高岡英夫先生は著書「スーパーウォーク歩道」の中でスポーツパフォーマンスの高低差を生み出す 要因として、軸(センター)、全身連動、ルースニング(緩解)の3要因を挙げられています。全身の数10兆の細胞が緩み解きほぐれ、ミミズや、魚、四足動物に由来する軸が通り、全身の筋肉や骨、内臓等や神経系までもが機能を発揮し、脊椎に支えられつつ連動することでスポーツの最高度のパフォーマンスは作り出されるのだと。この3つの視点をもってどんなスポーツでも観てみるととても興味深く観戦出来そうだと感じます。
そしてこの軸(センター)、全身連動、ルースニング(緩解)の3要因は人間の歩きの中にあるから、これら3つを歩きでまとめて改善してしまおうというのが、「歩道」という歩きのトレーニングです。
私はスポーツで戦うわけではないけれど、この3要因が鍛えられたら、歩きだけではなく、皿洗いや掃除といった家事や、草取り、椅子に座ってパソコン作業をすることに至るまでパフォーマンスが改善されるように感じています。軸が通り、ゆるんで全身が連動したら、気持ちよく皿の汚れが落とせて、更に身体も快適になる。毎日必ず何千回も行う歩きでこれが目指せたら本当に効率的。日々の歩きで鍛えていきたいです。
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