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針に糸を通す

最近ミシンの針に糸を通すとか、縫い針に糸を通すとき、糸のセンター(中心を貫く一線)と針穴の中心をさりげなく一瞬感じてから通すようにしている。そしたらば、なんと不思議なくらいスッと通る。今まで老眼が出てきたから通らないのかなと思っていたけれどそれだけの理由ではなかったようだ。以前の職場でゆる体操を一緒にしていた方も針に糸が通しやすくなったんだよと話してくれたことがあったことも思い出す。

センターという体の中を上下に真っ直ぐ貫く一本のラインの身体意識(身体を舞台にして存在する意識…高岡英夫先生が名付けたもの)が自分の中に育ってくると色んなもののセンターも感じやすくなってくる。針に糸を通すだけのことではあるが、ゆる体操に取り組んでちょっとした身体づかいの違いで変わっていく小さな事に気づくと身体って面白いと思う。それぞれの道の達人と言われる人たちが当たり前に無意識にやっていることを分析して、私のような身体の使い方が小さい頃から苦手で不器用な人にもわかる、出来るように分解して教えてくれるのがゆる体操のすごい所。やっぱりやめられない。

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